軽井沢・長倉に建つ週末住宅・保養所。 夏季の利用を前提として設計。
敷地いっぱいに深い軒先を持つ平屋建の建物は「水平の家」と名付けている。特に水平性を生み出す軒先のディテール・素材感・寸法に神経を使って設計監理した。
外装は石張、レッドシダー、ガルバリウム平葺。内装は大理石とタイル、左官壁、クロス貼。
色彩は施主の希望により決定。3件目の自宅とあり、これまでの経験から嗜好ははっきりとされており、意思決定も早い為、現場監理は大変スムーズに。
施主ご夫妻は色彩だけでなくデザイン・ディテール・調度品に至るまで、中途半端なところがなく終始徹底されており、その結果空間に一体感が生まれた。
好き不好はあるかもしれないが完成度は高く、設計者としても大変良い経験となった。