樫山工業㈱の韓国企業との合弁会社における新工場の計画。
2年以上に渡り、日本と韓国を何度か行き来しつつ、基本設計、業者選定までを担当。
韓国内大手企業からの受注に応えるべく、面積を大幅に増やし、生産体制を強化するため、3階建としている。
日本国内での同社建物仕様を踏襲しつつも、韓国における慣習や文化等を踏まえた施設としている。
実施設計は韓国企業にて行い、法令検討・申請業務か完了し、工事監理が韓国企業で行われた。
施工業者は日系企業を中心に競争入札とし、日本人とのやり取りがスムーズに行え、意思疎通が日本でもしやすい施工業者を選定。
近隣の工場にはない意匠ということもあり評判は良いとのこと。
韓国と日本の技術力の差を強く感じつつも、日系企業が元請となって進められたため、施主との間で非常にスムーズな意思決定、現場調整ができたとのこと。